日本国内におけるプロテクションフィルムの施工は、プレカットシステムによる車種別データによりカットしたプロテクションフィルムを使った施工が主流になっています。各ブランドから様々なプレカットシステムが販売されていますがそれぞれ特徴があります。
特定のブランド以外使用出来ないシステムやプロテクションフィルムのブランドにかかわらず自由にカット出来るシステム、また国産車には強く輸入車のデータが少ないシステム、またその逆のシステムもあります。
料金体系も様々で月額払いのシステム、年払いのシステム及び使用量に応じて料金が変動する従量制等もあります。現在弊社では 4社のプレカットシステムを使用し、各施工店様、お客様のニーズに対応出来るよう努めています。弊社で使用している 4社のシステムについて紹介させていただきます。
エフイートレード株式会社のパターンクラウドシステムは唯一日本のメーカーから販売されているプレカットシステムで、日本車のプレカットデータが中心になっています。またカーフィルム(ウィンドウフィルム)データ及びヘッドライトや生活キズ保護関連のプレカットデータが充実しています。
生活キズ保護のプロテクションフィルム(ドアノブ、サイドエッジ、ラゲッジエリア等)及びヘッドライトプロテクションフィルム等の施工、販売を検討される施工店様にはお勧めです。料金体系は年払いで、年額 120,000円(税別)と割安で、どのブランドのプロテクションフィルムも自由にカットすることが可能です。
尚、弊社は販売代理店になっておりますので、お気軽にお問合せください。
米国XPEL社のデータアクセスプログラムは、エクセルフィルム株式会社(XPEL JAPAN)から発売されているXPELペイントプロテクションフィルム専用のプレカットシステムです。XPELプロテクションフィルムのシリアル番号を入れないとカット出来ないシステムになっており他社のプロテクションフィルムをカットすることは出来ません。またXPEL JAPANの認定施工店以外導入することは出来ません。
最大の特徴は豊富なデータ量で 20万パターンを超えていると言われています。またプレカットデータの精度も高く操作性にも優れています。料金体系は、月額 42,000円(税別)とプレカットシステム中ではもっとも高額で、年間の施工台数が一定以上ある施工店様向けのシステムです。
※ 2022年 8月より弊社での仲介販売は行えなくなりました。
中国 SHANGHAI YUANTING INFORMATION TECHNOLOGY CO.,LTDのプレカットシステム「Acc CUT」は、現在弊社が国内代理店として販売が行えるよう最終の調整を行ってるプレカットシステムです。
「Acc CUT」はどのメーカーのプロテクションフィルムも自由にカットすることが出来、現行車両のカバー率も高くなっています。データ量は 15万パターンと発表されています。またラップその他も自由に調整可能です。
料金体系は従量制と定額制から選択可能ですが、当面従量制で 250u 12万円(税別)の予定を予定しています。250u は 60インチ×15m に換算すると11本弱に相当します。フロントフルで約 30台分のプレカットを行うことが可能です。
また従量制のため使用量が少なくても損になることはありません(フロントフル年10台なら 3年使用可能)。ヘビーな施工店様には、どのメーカーのプロテクションフィルムもカット出来るサブシステムとして、また今後プレカットシステムの導入を検討される施工店様にはスタートシステムとしてお勧めです。
HEXISデザインはフランス HEXIS社のプレカットシステムで、どのブランドのプロテクションフィルムもカットすることが可能です。
ペイントプロテクションフィルム及びカーフィルム(ウィンドウフィルム)の両方に対応しており市場のニーズに対応するためデータ量は、90,000 台以上と発表されています。
料金体系は月額定額制で、20,000円(税別)でご利用いただけます。尚、来年 1月にシステム自体がアップデートされるとともにデータ量等もさらに充実すると発表されています。
注: HEXIS DESIGN はHEXIS社との直接契約となります。弊社での講習や使用方法等についてのフォローは今のところ行うことは出来ません。
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